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ホーム・アンド・ジャーニー

ふるさとの珠洲(すず)と、そこから出てそこへと帰る旅にまつわるあれこれ。

インドの3K その2「汚い」

 

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 関係ない話から入るが、ぼくはお風呂に入っても基本的に石鹸を使わない。湯船にしっかり浸かって、においそうなところは素手で擦るやり方をしている。そういう人たちがいることは知っていたが、験しに自分もやってみたら、存外の気持ち良さがあった。それでネットで軽く調べたところ、タモリさんもそうしているらしく、さらに他にもいろんな人がノー石鹸生活をしているらしいことがわかった。五木寛之に至っては、数ヶ月に1度しか風呂に入らないらしい。

 さらにいうと、ぼくはそのときはシャンプーは使ったのだけど、ノー石鹸生活の実践者はシャンプーも使わないのだとか。その方がハゲる心配がないとのことだった。しかしタモリさんもそれを実践しているとして、あまり説得力はないように思えるが。

 それはそうと、ぼくはインド人がどれくらいの頻度で入浴(シャワー)しているのかが気になっている。気になっている、というのは、インドにいたころには気にならなかったので特に聞きもせずに帰ってきたからで、実際どうなのかはわからない。現に、外国の人たちは毎日お風呂(シャワー)は入らないということもよく聞くことだ。

 本国の夏は(ぼくは夏しか行ったことがない)暑いのだけど、乾燥しているわけではない。日本の夏と同じような不快感を感じた。つまり湿気は多い方だ。

 そうなるとやはり、家に帰ってシャワーのひとつでも浴びたくなるのが、ぼくたちからすると常識的な感覚だと思う。はて、インド人はどうしているのだろうか。ちなみにぼくはチベット方も行ったのだが、そこは素晴らしく過ごしやすいところで、心地よい気温に超がつくほどの乾燥がある。だから、かの地の人たちが滅多にお風呂に入らないと知っても驚くことはないと思っている。

 さて、インドの街は汚い。牛様の糞尿もあるし、なにかの食べかすのようなものあるし、藁やらプラスチックの容器やらなにやら、名前のないようなもの、ゴミとしかいいようのないものが道のあちこちに散乱している。道の舗装はきれいじゃないし、ひっきりなしの車の往来が土埃を舞わせる。

 そこで思う疑問。

「街の汚さと風呂(シャワー)の頻度は反比例するのか」

 つまり、汚い国ほど清潔に鈍感で風呂(シャワー)が少なく、きれいな国は清潔意識が高くてよく入浴する。そうなっているのか。また、国の気候と風呂(シャワー)の頻度は本当に関係があるのか。風呂(シャワー)の頻度は気候ではなくて、単なる文化とか気持ちの問題なのではないだろうか。ここで別に答えは出せないし、問題提起で終えようと思う。

 これから外国に行ったり外国の人と接したりするときは、この点を意識してみたい。